身だしなみ研修の効果はありますか?

本日は、企業研修で、管理職のパーソナルブランディングとして外見戦略の研修を担当させて頂きました。
この研修、単なる身だしなみ研修のような甘いものではありません。マナー程度の研修をしても人は本質的には変化しません。

 

人前に出ることが多いリーダーは、多くの場面をスーツやジャケットで過ごします。スーツは着る人の社会性を映し出す鏡ですから、華美や過飾ではなく、社会規範やドレスコード、さまざまなオケージョンに則しているか否か。一歩間違えばリーダーの資質さえ疑われかねないのです。ファッションのカジュアル化に伴い、ビジネスシーンのドレスコードも崩れが目立ち、企業人事や現場のマネージャー達も頭を悩ませます。ある企業では、客先に訪問した社員の身だしなみについてお叱りの電話を受け、その対象となったのが、役員ですからもう目も当てられません。役員に今頃身だしなみ研修をするわけにはいかないという事で、弊社にお声がかかったという事例もあります。

 

また、ドレスコード以前の問題で、基本的なサイズが合っていない課題もあります。私は、サイズと身体に関する意識は比例していると私は考えていますが、

身体意識が低い=自己管理能力の低さ

とも言えると思います。こう書くと辛口なのですが、リーダーには、是非、意識改革をして頂きたいものです。
なぜならば、これほど少ない投資で確実にリターンが得られるメディア戦略は無いからです。リーダーのイメージは、眠れる経営資産なのです。