社長の服選びは業績を左右する

イメージコンサルタントの友惠です。
「友恵さんのコンサルティングで人生が変わった」本日、経営者のお客様から頂いた言葉です。

この経営者は、長年ワードローブの一元管理をさせて頂いており、本日ご自宅にあるワードローブを拝見するために伺いました。これまでご自身で購入されたお洋服も存在しますから整理が必要です。

このお客様は、地方の医療法人の理事長で、コンサルティングを機に、東京進出と上場企業と取引のチャンスに恵まれました。メディアでの露出、出版は増版を重ね、ベストセラーに。一気に知名度が上がり、全国からの講演依頼も増えました。

売り上げは毎年右肩上がり。著名人との交流も増え、ビジネス機会を益々得やすい環境が整ってゆきます。これはお客様の実力であり、私は、お客様の能力を可視化しただけです。

ファッションは常に移ろい、鮮度が薄れてゆくものですが、7年以上経過した洋服に一切古さを感じさせないとお客様にお褒め頂きました。時代の流れを読み解いて、息の長いアイテムをお薦めする。販売する事が生業では無い私には、単純にその時のデザインの良し悪しやフィット感だけでなく、価格に対するクオリティーのバランスの見極め、時流の流れから計算してゆきます。ライフステージが変わり、目が肥えても常に合格ラインを頂けるもの。特に、経営者のお客様は、上質なモノ、サービスに接する機会が多いわけですから、厳選されたものでなければ響かないないのです。更に、お客様の感性は日ごとに育成されてゆくため、視点も厳しくなるものです。

人生が変わったから、買う服が変わるのではなく、服を変えたから、人生が変わるのです。服を変えようと思う事は、思考の変化です。分不相応や、ただの見栄ではなく、経営者としての未来の在りたい姿に外見をチューニングできる人はビジネスにおいてもイニシアティブを取れる人だと思います。

経営者の服装を見れば、価値観や時代を読み解くセンスも伺い知れます。トレンドで固められた装いは雑誌の受け売りで哲学が無さそうに見え、保守的すぎる装いは、変革の能力が低そうに見える。もっと言えば、洋服を購入する決断のタイミングも仕事のスタイルが垣間見る事ができます。装うという行為は、行動ですから日々の経営者の行動パターンがわかるのです。ですから、社長の服選びは業績を左右することが大いにあると思います。